彼の前に5年付き合っていたNと言う男性がいました。
私はNと別れたときもボロボロでした。
そして少しずつ時間をかけて立ち直り・・・その時彼からの衝撃的な告白でした。
彼とは同級生で、もちろん過去の辛い出来事で私がぼろぼろになっていた事も知っていました。
彼は言いました。
「ひとみの辛い事 全部俺がうけとめるから 一緒にいてほしい」
その時の私は男性不振だったので、素直に彼の言葉を信じれませんでした。
「私は派手に見られるけれど、実際は不器用だから。傷つきたくはないから遊びなら近づかないで・・・」
でも、ずっとずっと 言い続けてくれました。
「ひとみが俺を信用出来るまで努力するし、待ってるから・・・」
その時思った。
「ああ。彼みたいな人を大切に出来なかったら私は女として終わってるな」って。
そして、彼とのお付き合いが始まった。
彼は寂しがりやで、1日も離れていられない人だった。
毎日メールや電話も何度もあって、「おいおい仕事出来ないよ・・・」って思うくらい。。。
夜はほとんど毎日迎えに来て、食事して遅くなって家に泊まる。
そのうちに彼の荷物が少しずつ増えていって、気付いたら一緒に暮らしていた。
幸せだった。毎日愛されている実感が体のそこから感じられて、会社でもPCのキーを打つ指が軽くて弾む。
頭の中では静かな愛の唄がずっとエンドレスで流れて。。。
どんどん自分がキレイになっていく。鏡を見るのも楽しい。
私は「女性」だったと思い出したかのよう。。。
そんな始まりだったのに・・・
一時中断・・・